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つれづれなるままに

手術をしました:鼻中隔矯正とアデノイド切除 その4(全6回)

入院5日目

入院中、「ここが痛む」などと看護師さんに相談すると

ちょっとしてから先生が部屋まで診に来てくれたりしたのがありがたかったです。

あと、別の病院で飲んでいた薬を飲み忘れたことを看護師さんに伝えたら

 

思いのほかすごく困らせてしまいました。

 

「飲み忘れないでくれる…?」と言われてしまい。

 

薬の管理もしっかりしていただいていました。

 

当然のことなのかもしれないけど、ありがたいなと。

朝食を下膳してもらったら

プリキュア仮面ライダー→ゼンカイジャーをチェック。

特にスーパーヒーロータイムは今季全部見ているのでここで見逃すわけにはいかない。

テレビを見るためのテレビカードは1枚買えば十分でした。

昔から好んでテレビを見るタイプではないし、テレビがついていない時間が好きなので問題なかったです。

私はニチアサと競馬だけという(地上波で放送されていたコンスタンティンも観たなぁ)

自分の鼻声があまりにも鼻声なので

家族にもビフォーアフターを知ってもらうか~てな感じで

ビフォーとして聞いてもらおうと思って競馬番組のパドックを見ながら電話した。

私「も゛じも゛じぃ」

家族「え、詰まってる!!!アハハ!」

全員に想像よりもたくさん笑われてちょっと満足。フッ。

電話越しにパドック解説を見ながら、どの馬がいいかなーと話し、手術後のことなども話しました。

ちなみにこのとき、私はがちがちに固めた馬連BOXで勝ててラッキーでした。

久しぶりにべらべら喋ったからか、また鼻がズキズキしてきたので

横になって休みました。電話してちょっと気がまぎれました。

術後4日経ってもシャワーすら禁止だったため髪の毛のベタベタが気になるのでした。

6日目、地獄のガーゼ抜去

お待たせしました。

鼻の付け根から盛り上がるように詰められていたガーゼを抜く日の話です。

今日は担当医の診察の日。

何人かまとまった時間帯に同じ先生が様子を診るシステムなんですね。

壁越しに聞こえてくる前の人の処置が長く、ザワザワしてくる私。

いや、みんながみんな同じ手術で入院しているわけじゃないしな~。

と思いながら自分の診察の番がきました。

診察台に座ると

先生が「あ、同じパターンね」と言うのと同時に

自分の首周りにサササッと準備が進められていき…

え、これ前の人にやったのと同じ音がする………

私「もしかして、ガーゼですか?!痛いですか?!」

先生「うん、痛いのは一瞬ね~」

先生がピンセットを鼻の中に入れて、ドゥルン(ギャッ)

もう片方の穴からもドゥルン(ギャッ)

そう、かなり痛いと見聞きしていた、噂のガーゼ抜去でした。

片方の鼻から鼻にタオル入れられて引っ張られてる感じ。

痰がどこからきたのかってくらい出るわ出るわ。

反射的に涙がボロボロ止まらなかったよ…痛かった…

先生は私から見えないように鼻から取ったもの全部まとめて捨ててたけど

ドゥルンした時に真っ赤なコットンみたいな塊が

デロデロになってるのがチラッと見えました。

鼻の中に入ってたのか知らないんだけど、ガーゼだけじゃなかったと思う。

そして、顔半分がずっと痛かったのは軽い副鼻腔炎になっていたからだそうです。

抗生剤も飲んでいたのに、なるもんなんだなぁ。

鼻水も機械で吸ってもらって(相変わらずあれは脳みそまで吸われている気分になる)

鼻の奥のガーゼが取れたことで微熱もなくなって頭が軽い軽い。

そう、術後、ずっと微熱が続いていてぼーっとしていました。

ほんとに微熱。普段と比べて0.3℃高いくらい。スッキリ!

処置されてから鼻の奥の乾燥防止ということで、鼻の中に綿球を入れられる。

まだ口呼吸のままなのか~と、ちょっと残念でしたが体のだるさが抜けて楽になりました。

大部屋に引っ越し~眠れない夜 君のせいだよ~

同日、診察が終わってから、大部屋に移動しました。

個室と比較して変わったことは、トイレと洗面所が共有になったこと。

1日中エアコンが常に動いてること。

乾燥は今や私の大敵。

私の口腔内の危機を感じたのでバスタオルを濡らし

ベッドサイドにかけておくことにしました。

加湿器や電気ケトルなんかはヤケド防止のため持ち込み不可だったので

のどぬ~る濡れマスクや、タオルを濡らすことくらいしか乾燥対策のしようがなかったです。

大部屋は個室とまったく違う環境でした。

他の病室の対応している看護師さんや作業療法士さん(定かではない)とお話ししている患者さんの声などがよく聞こえてきて

なるほど静かすぎるのが苦手な人にはいいのかな、と思いました。

個室の静かな感じを思いのほか気に入っていましたが

他の皆さんはどんな風に生活しているのか知らないし

いつ部屋の外を出ていいのかわからなかったです(そもそも感染症対策であまり部屋から出ないように指示はされていて、談話室等にも人が留まらないように病院側が注意している)

大部屋になってからは、トイレに行くときに入院病棟の雰囲気が少しわかって勉強になったし

事務員さんに事のついでを装って(素直に聞けばいいのに)聞きたいことを聞けて良かったです。

大部屋だと通話は自分の部屋ではできないから別室に移動しないといけなくて

個室の時に家族に電話出来てよかったな~と思いました。

この日は午後のロードショーで「コンスタンティン」がやるという情報を得たので(ありがとうツイッター

せっかくなので観ることにしました。

大部屋だと有線イヤホンが必要だったので、ちょっと動きが制限されました。

観てる最中に検温と血圧を測ることになったんだけど(イヤホン外したから以降、映画は細切れに観ることに…)

看護師さんから「明日、退院ですね~」なんて言われて知らなかったのでびっくりしました。

先生、大事なことだから教えてほしかったです。

てな感じで午後になってから翌日は退院ということがわかりました。

今日からシャワーも入れるとのこと。

映画の途中だったけど5日ぶりのシャワーへ。

さっっっぱり!!!!!!!!

シャワー室から帰ってきたら、ガブリエルが「試練を与えます」ってとこだった。

なにがあったのか。

結局コンスタンティンは見直す必要が出てきました。

この日の夜がなかなかハードで…

隣人は部屋をやや明るくして寝るタイプ&いびきがすごい。

私も1度寝落ちたものの、相変わらず口の乾燥で目が覚める。

そこから隣人のいびきが気になってしょうがない。

ワイヤレスイヤホンをANC(Active Noise Control)にして音楽に集中しようとしてもダメ。

私はアイマスクもしてるけど、

いびき、うるせえ…!

で、結局、朝方まで眠れず…

静かになったなぁと思ったらもう隣人は起きてたみたいです。

きっとよく眠れたでしょう。

私も細切れに4,5時間くらい寝たからまぁいいか…と思って、朝を迎えました。

長くなったので一応ここで区切ります。

次回は退院日の話になります。

退院するだけなので入院の話はここまでです。

この1晩だけで「次に入院なんてことがあったら個室希望したい」と思いました。