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つれづれなるままに

手術しました:鼻中隔湾曲症とアデノイド その2(全6回)

前回の続きです

 

目次

全身麻酔に向けて(検査と麻酔科医から問診&説明)

全身麻酔の手術なので麻酔科で検査がありました。

血液、採尿、そして麻酔科医からの全身麻酔に関する副作用の説明など。

(ドクターXが大好きなので麻酔科の先生たちが紫色の仕事着を着ていることに感動する)

”麻酔をかけた時に起こりうるリスクの説明”をされる中でも特にビビったのは

「口から酸素吸入のための管を入れますが、無意識に食いしばって前歯が欠ける可能性があります。」というもの。

入院前は牛乳を飲んでたけどあんまり意味はなかったと思います。

感染症が流行っているので入院前にPCR検査の実施がありました。

こんなご時世に、元気な自分が手術すると言って、ちょっと申し訳ないなと思いました。

PCR検査は検体を自分で採取して提出し、入院前日に電話で結果を連絡しますと。

入院の説明、部屋の希望を聞かれてこの日は終わり。

6時間くらい病院にいたので。さすがに疲れました。

 

持って行ってよかった、そうでもなかったものリスト

入院前はネットである程度の持ち物の情報収集をして細々とした買い物を済ませました。(何人か手術をした方の経験談ブログなどを見るのをおすすめします。共通している持参品があったりするので)

持っていってよかったもの、そうでもなかったものを紹介します。

★持って行ってよかったもの

・BOXティッシュ

術後3日間で400枚を2箱消費しました。あった方がいい。

・フロス

術後はずっと口呼吸なので虫歯になることが心配だったので

毎食ごとにフロスかけて歯間ブラシもかけていた。

精神衛生上の安心でした。

・水筒

水道のお水は病院に確認して飲めることを確認していました。

★いらないでしょ、と思われるかもしれないけど私は持っていきたいと思って持って行ってよかったもの

・大き目のクッション(スマホをいじるときに大活躍。

アコンはつけずに寝ていたので抱えて寝ると暖かくてよかった。

手術をしたのが真冬だったので部屋の乾燥が気になるためエアコンはつけないで寝ていました。

★用意したけど使わなかったもの

タブレット端末

入院を気に購入しました。Wi-Fi使用禁止の環境だったので家でデータをダウンロードして持っていきました。

スパイダーマンシリーズをDLしたものの、思い返したら全部しんどい話だったから見ずに終わりました。

・ハナノアのセット

入院中に鼻洗浄すると書いていたブログもあったけど一切使わなかったです。

・ステンレス製ピンセット

こちらもネット情報。

鼻に詰める止血用の綿球を交換するときに使う用らしいです。

私の場合はピンセットを取り出す前に綿球に血が染みて

ボタボタと滴り落ちてくるので取り出して使う暇はありませんでした。

・ストロー

鼻が詰まっているせいでなかなかストローがうまく吸えない、というような情報をみかけましたが

私は水筒に水を入れて飲んでいました。

運動不足も気になるし、ベッドにこぼすかもしれないと思って

リスク回避で水道まで都度、水を汲みにいっていたのでストローいらず。

・延長コード

これは病院によりますが、新しめの病院かつ個室ということもありコンセントには困らなかったです。

スマホくらいしか充電するものがなかった。タブレットは文鎮と化していました。

病衣とタオルはレンタルの契約をしていたけれど、サイズが合わないかもしれないし、

もしかしたら緊張して眠れなくなるかもしれないと思い、自宅から1組だけパジャマを持参しました。

実際、レンタルした病衣はズボンのサイズが合わなかったです。

看護師さんにサイズ交換をお願いするまで自分のパジャマで過ごしました。

入院初日~手術当日(入院2日目)

さてPCR検査も陰性とのことで入院日です。

費用面で大部屋を希望していましたが

入院生活6日間のうち、5日をトイレと洗面所付きの個室で過ごしました。

入院初日は看護師さんにシャワーの予約を取ってもらい、シャワーを浴びてあとは病室で過ごしました

まさかこのあと5日間もシャワー禁止だとは思わなかったです。

お昼、夕飯を食べて21時消灯。

神経質な性格の割にはどこでもすぐ眠れるので秒で寝ました。通常運転です。

入院2日目はいよいよ手術当日です。

昨日のお夕飯から手術まで絶食です。

昨晩の夕食後から手術の時間までにOS-1を1本だけ飲んでくださいという指示でした。水も飲んだらダメ。

寒いからか緊張かなんなのか血圧が57/75まで下がっていました。

人生の中で一番低かったのではないでしょうか(普段は90/110くらい)

時間になっても呼ばれないので暇を持て余しすぎて「ビーファイター」第1話をYouTubeで見ました。(wi-fi使えないだけなので)そう、そういう世代です。

ビーファイター」懐かしくて。

割と突っ込みどころが多くて(爆発してもそんな方向に飛ばないでしょ!とか武器は3人とも近接戦用ばっかりか…とか)ニヤニヤしながら見終えました。

そしてちょうどいい感じに看護師さんがやってきて、手術着に着替えて看護師さんに連れられて手術室へ。

手術室のフロアはとってもひんやりしていました。

手術室は広く、綺麗でその中にベッドがぽつんと置いてありました。

ここからは眼鏡を看護師さんに預けてしまうので

残念なことに、もうぼんやりとしか見えていない。ド近眼なので。

麻酔薬が入ってからは気付いたら「かにさん???あ、手術終わりましたよ。」と呼ばれて「ハッ!!!」て目が覚めました。

視力のせいか麻酔のせいか先生の顔がよく見えないし

ななにか聞かれて喋るんだけど喉元にものすごい痰が絡んでいて

鼻の中にもりもり何か詰められていてうまくしゃべれないのに、「うんうん」て相槌をうつ先生。

ちゃんと聞き取れてるのかな?という意識だけあったのは覚えてる。

また目が覚めたら自分の病室に戻ってきてた。

担当医「どう?肩の凝りとか。」

私「あ!すごい柔らかいです!」

でも、まだ、うとうと

術後、長い夜の始まり

看護師さんに「あと3時間、仰向けで酸素マスクをしたままでいてください。出てきた血とか痰は飲み込まず、右側に置いてあるティッシュに出して捨ててください。」と指示があってまた眠りました。

まどろんでいる中で痰や血がドロドロ出てくるので

酸素マスクと不織布のマスクを外して、寝たままティッシュに吐いて捨てる。

寝たいのに寝ようとすると、また、喉の上の方からドロッとしたものが落ちてきて

「あ~またか…」と思いながら起きて吐き捨て、それの繰り返し。

口の中のものを吐かないと息ができないから、やるしかなかったです。

1番しんどかったのが酸素マスクの下に不織布のマスクもしてたこと。

早く口の中にいるドロドロを出したいのに麻酔の余韻で眠く、2つのマスクの紐を耳から外して、血を吐き捨てて。

さすがに煩わしさにイラっとしたし、この時「コロナまじで許せねぇ」と強く強く思いました。

3時間後に看護師さんが来てくれてやっと酸素マスク外してもらいました。

まだふわふわしていてトイレに行くのが難しかったので看護師さんの前でオムツ→下着に着替えました。

看護師さんていろいろ大変だ…なんかすいません…

まだ点滴とか心電図とか色々ついたままでしたが

酸素マスクが外れたことでちょっと自由度が上がる。

顔を横にしたら鼻から血がドロッと。

え、鼻に綿球入れてるのに鼻血めちゃくちゃ出てる…

これはすぐナースコール押しました。

鼻に詰めていた綿球に血が染みまくって滴っていたみたいで。

替えの綿球をたくさんもらったので、痰を吐いて捨てることのほかに、自分で綿球を替えるという作業が加わりました。

眠いし、ちょっと眠くなってきたかと思うと痰は出るし、気付いたらすぐ鼻血漏れてくるしで眠いのに眠れず朝を迎えました。

この日の夜はとても長く感じました。

スマホなど貴重品を入れた引き出しの鍵を看護師さんに預けていたので、時間がわからないこともあって、(でも引き出しにタブレットだけ入れ忘れてて時間の確認をしようと思えばできた、ということに翌日になって気付いた)

つづきます。

 

次回予告

 

目次

  1.  

目次ざっくりすぎ…!

主に食事の味と匂いがしなくてむなしくなったということと

副鼻腔炎になったことを書いています。