ブログ名はまだ未定です。

つれづれなるままに

#一箱古本市 20240218@でこぼこ書店(さいたま市)

 

長くなっちまいました。

 

参加してみての感想は「楽しかった」です。

 

えっ、それだけ?

 

それだけ!

 

逆にそれに尽きる。

 

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2月18日(日)に一箱古本市というイベントに参加してきました。

開催地はでこぼこ書店さん。

 

decoboco-books.shopinfo.jp

 

まだ、でこぼこ書店のXをコソコソと見ていた頃のことです。

Xで一箱古本市開催のお知らせを目にしました。

3回くらい内容を確認して、すぐ申し込みました。

 

仕事を辞めて無職。

時間はあるんだから興味があることは片っ端から経験しようと。

(先週のイベント参加もそのマインドでした)

 

本屋さんのイベント参加は初めてでした。

思い返せば、私はずっと本という存在が好きなのだけれど

「本が好きな人とご縁ができる」ということは今までなかったです。

 

こんな世界があったとは。ということと、出店する私を含めた4人が

持ち寄った選書にまったく被りがなく。

「みんなちがってみんないい」の世界だ~!と感激しました。

 

自分で持ってきた本は、かわいいとオシャレとミステリーとホラーと競馬で

なんかごちゃごちゃで気持ち悪い(敢えてなところもありますが)

そう思っていました。

 

設営したら「渋い」という声が聞こえて

そうは思っていなかったので、なるほど!と新たな気づきを得ました。

 

これは余談ですが、渋い建物など

落ち着いた雰囲気の場所が好きなせいか

私の好きな場所は久しぶりに行くと

だいたい閉店しているか無くなっている。

かなしいね、余談終わり。

 

そんなセレクションでしたので、

両隣のおふたりが洗練された選書とアイテムを持ってきていたことと

また、お向かいの方の選書はそれも優しいものであったことで

優しさに包まれながら私も古本市のメンバーとして閉店までいられたのでした。

 

(私なぞ、まだにわか程度で、競馬とホラーに詳しい人がいたら

肩身が狭くなるなぁどうしよう~と思っていました。

お客様でどちらも詳しい方はいただろうとは思っています)

 

 

見てください、作ったのに自分の意気地がなくて配布しなかったしおり。

褒めてくださった方がいてとっても嬉しかったので

その勢いで調子に乗ってプレゼントすれば良かったです。

 

ちなみに店名は「たなか書店」

私の名前は「いずみ」です。

「たなかいずみ」って小学2年生で全部読み書きできるようになる名前なので、

いろんな年代の人に親しみを持ってほしくてこれにしました。

なんでそんなことを知っているかというと、

画数の多い漢字の名前に強く憧れていた時期に

私の名前は何歳で完璧に書けるんだ、と思って調べたのがきっかけです。

 

地元に「〇〇書店」というやっぱりそのお店のオーナーの苗字がついた

小さな書店があったんです。

小さい頃はよく親がそこに連れて行ってくれて

色々な本や雑誌を買ってもらっていました。

 

中学時代にアニメのサークルに入ったので

人生のフリーペーパーを作るのに「100枚コピーしてください」と言って

店主をドン引きさせたのもいい思い出です。

本当に100枚は配布できる環境だったし、ちゃんとコピー代金は払いましたよ。

当時ははネットプリントとかもなかったな。

 

サークル加入の話になると話がかなり広がりそうなので割愛します。

地元の本屋さん、今はもうやっていないようだけれど

当時は大変お世話になりました。思い出の地。

 

名前の話に戻りますが、田中って急いでいるときにサインを簡略化しやすいし

覚えられやすいし、なんだかんだいいのかも。

で、お店といえば、前述の本屋さんの記憶から「やっぱ苗字だよな」と。

わりと気に入っています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

さてまだまだ話は続きます。

 

当日の会場の様子。

でこぼこ書店の店主さんが撮影したものをお借りしました。

(掲載許可ありがとうございます。)

 

ずっと誰かがいる空間でたいへん賑わいました。

 

にぎわいすぎていて、入ってくるのが難しかった方もいたかもしれません。

ちゃんと気付いてますよ~ふっふっふ

 

私は自分の持ってきた本が売れるとは思っていなかったので

 

いろんな方が本を手に取って見てくださり

 

さらに「これください」と言ってくださって

 

お金を払って購入していただく。

 

ありがとうございますと言っていただきましたが

こちらこそというか、

あと10回くらいお礼言いますねってくらいでした(やらなくてよかったね)

 

毎度感激ポイントが増していました。

 

お客様の顔が見える形で自分の持ち物を購入していただくことの、

なんと恐れ多いことでしょうか。

そう思っているのは私だけでしょうか。

それよりも嬉しさのほうがずっと上回っていましたが。

 

あ、これだけは言わせてください

購入せずとも本を見てくださった方もお話をさせていただいた方も

とっても良い経験をさせていただいたと思っています。

 

本屋さんに行っても「それいいですよね!」て近づいてくる人いないし。

あぁ、本屋さんで押し殺しているものがオープンになるのも楽しかったのかも。

 

たくさんの方と色んな話をして(時には私が一方的に)

本が好きな人たちの距離感が心地いいことに気付いてしまいました。

本屋さんて基本放置してもらえるのがいい。

 

色んな考えがあるのを承知で書きますが、

保育士をしていた時に「子どもをほったらかしにしすぎ」とか

「見ているところが違う」と先輩に注意されたことがあります。

先輩と同じところをみていないといけなかったのかな。

 

私がこの園の方針に合ってなかったのかもしれないし

私が保育士に向いていないのかもしれないし

それは未だにわからなくてたまに悩む。

 

「子どもの個性を尊重する」とうたうところが多いけれど

保育士の個性は尊重しないのかい、と考えるきっかけになりました。

 

はい、また話が脱線してしまいました。

保育の話になるとクソ真面目な私が出てきてしまいます。

勤務年数はたったの2年なんですけどね~

は~~~毎日遊んで寝ておかしを食べて楽しく生きていたいわ~

 

 

そうそうなんだっけ

人との距離感

これ、楽しかった要因のひとつだと思います。

 

 

お客様の口から出た「積読」というワードが

ぽろぽろとそこら中に落ちていました。

「お仲間ですね…!」と思って、ニヤニヤしていました。

 

本が好きな人あるある

積読問題は永遠に解決しない。

 

積読がなくなったことがある方はどのように

その積読に登頂したのか教えてください。

 

 

出展者さんの選書も気になるものがあって

購入しました。

 

ヨシタケシンスケ

ジェーン・スー(ツンドッグのブックカバーはオリジナルだそうです)

太宰治(本の内容に沿ったブックカバーイラストを描いたとのこと。)

キラキラポーチ

 

私の中でヨシタケシンスケさくらももこ

「外出中はこの2人の本読むな危険」と思っています。

なぜならば、噴き出すほどに面白いから。

 

 

でこぼこ書店の本と貸し棚からも購入

 

鬱の本

写真集「与野」

 

たくさん買いました。

 

ずいぶん長くなってしまった。

でも日記だからいいんだ。

 

色んな人とお話しして

やってみたいことが4つくらい出てきました。

全部できそうだから全部やろうと思います。

 

お仕事しながら趣味にまい進される方を見ると

ほんとうに素敵だし、私もそうなりたいと憧れる。

しかし、いかんせんキャパが蟻のごはん茶碗くらいなので

仕事をしていたら、趣味どころではなかったし、今日はなかった。

 

準備段階から出店までの道のりも楽しかったです。

 

文字数の多さで、私がいかに新鮮な経験をしたか

 

わかってもらえたら幸いです。